「難しい!」と話題の「イシューからはじめよ」。
- この本を買うか悩んでいる方
- 重要なポイントだけ知りたい方
- 読んだ人のリアルな感想を知りたい方
そんな方向けに、問題解決の名著『イシューからはじめよ』をわかりやすく、3つのポイントに分けて解説します。
この記事ではすぐに実践できる、具体的な問題解決法を知ることができます。
要約を読んでみて、自分の悩みに合っていると思ったら「イシューからはじめよ」を手にしてみてください。

ぜひ最後まで読んでみてください。
※本ページの情報は2022年5月時点です。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
「イシューからはじめよ」の概要まとめ

「イシューからはじめよ」の著者について
今回紹介する『イシューからはじめよ』を執筆したのは、「安宅和人(あたか かずと)」さんです。
安宅さんは慶応義塾大学環境情報学部の教授を務めながら、ヤフー株式会社CSOにも就任し、圧倒的に生産性の高い人物として活躍しています。
安宅さんの代表作である『イシューからはじめよ』は、45万部以上を売り上げているベストセラーです。
AIとデータの時代に合わせた、問題解決の決定版といえる本です。
この本には、「イシューを理解することで、生産性が高まる」と書かれています。
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生産性を高めたいと思っている、すべての方におすすめしたい『イシューからはじめよ』。
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それでは、この本の注目ポイントを紹介していきます!

イシューとは?|わかりやすい具体例

イシューとは?
イシューとは、答えの出ていない根本的な課題を指します。
会社に勤めたら、仕事ができる人・短期間で成果が出せる人になりたいと思うでしょう。
そのためには、根本的な課題=イシューを見極める必要があります。
多くの人は問題を解決するために、すぐに答えを出そうとします。
しかしその答えは、本当に根本的な問題解決につながるのでしょうか。
労力や時間を使って出した答えが課題の解決に繋がらなければ、一歩も前に進まない可能性があります。
問題が起きたら、まずは「本当に解決するべき課題であるイシューは何なのか?」と考えてみましょう。
それを最も優先して行うことが大切です。
「何を行うべきか?」「どう行うべきか?」と具体的に考え、主語と述語を使って言語化し、記録に残します。
イシューを理解することで、ビジネスマンにとって大切な「考えること」が身につき、仕事の成果につながります。
今までは、考えているようで、ただ漠然と悩んでいるだけだったかもしれません。
課題に取り組む前に、「その課題は本当に取り組むべきイシューなのか?」と考えてみましょう。
簡単な解説と具体例

例えばお菓子会社に勤めていて、上司から「売り上げが悪いから子どもをターゲットとした案を考えてほしい」と頼まれたらどうする?



子どもが好きそうなお菓子を徹底的に調べ上げる!



イシューを考えてないね…
このとき、上司に言われた通りの案を出してはいけません。(すぐに行動してはいけません)
まずは、「イシューは何か?」と考えてみましょう。
すると、考えるべきなのは、「売り上げを上げること」だと気付きます。
イシューに気付いたら、「上司に言われた通りの解決法で良いのか?」「子どもをターゲットとした案を出すことで本当に売り上げが良くなるのか?」という疑問が湧いてくるでしょう。
イシューを理解したら、「売り上げを上げるために、ターゲットを子どもから大人に変更したらどうだろう?」などと仮説を考えます。
このように、「それをやることで根本的な問題解決になるのか?」「解決できる仮説が立てられるのか?」と考え直してみるのです。
答えを出す前に、取り組むべき課題が何であるかを見極めることが、イシューを見極めるということです。
良いイシューと悪いイシュー


【実践】イシューの区別
イシューには、良いイシューと悪いイシューがあります。
この見極めを間違えてしまうと、どれだけ答えの質を高めようと努力しても労力が減るだけで、成果につながりません。
仕事の成果を出すには、良いイシューを設定する必要があります。
良いイシューとは、根本的な問題解決に繋がる課題です。
良いイシューは、明確で、常識を否定し、目的を揺るぎないものにします。
また、常識を否定する良いイシューには仮説を立てます。
仮説を立てると、調べるものが明確で、必要な部分を調査すれば良いので効率が上がります。
良いイシューに適切な答えが出せれば、会社の方針や現場の仕事は変わっていくでしょう。
人の行動に変化が生まれる課題こそが良いイシューと言えます。
一方で、悪いイシューとは、曖昧で常識的すぎるものをいいます。
曖昧な課題を設定すると、仮説が立てられず、答えを出すための準備が難しくなります。
必要な情報の検討がつかず、ありったけの情報を調査せざるを得ません。
これでは作業量が膨大で、効率的な方法とはいえません。
また、常識的すぎるイシューも、行動に変化が生まれず、生産性のない当たり前の結果になってしまいます。
そんな結果を出しても会社の方針や現場の仕事に変化を起こすことはできません。
自分で考えたイシューを上司や同僚と議論をしながら確認してみましょう。
【具体例】良いイシューとは?



お菓子会社の例で「良いイシュー」はなんだろう?
上司からは子どもをターゲットにするように言われましたが、
「今後、市場規模が拡大される可能性のある高齢者をターゲットにするのはどうだろう?」
というアイデアを思いつくかもしれません。
「お菓子は子どもが食べるもの」というイメージがある中で、高齢者をメインターゲットとするという発想の切り替えが、明確で常識から外れたイシューになるのです。
良いイシューを設定するコツ


良いイシューを設定するコツはとてもシンプルで、情報収集をすることです。
情報収集は必要不可欠な事前準備ですが、得られる情報の全てを取り入れるのではありません。
集めすぎた情報は、処理が難しくなり、何が重要な情報なのかがわからなくなります。
これでは非効率的な作業になってしまいます。
必要な情報を取り入れるポイントは一次情報を仕入れることです。
一次情報とは、加工されていない生の情報です。
会社の情報収集に関しては、販売の仕事をしている店員さんの声、会社の商品を買ったお客さんの声などを指します。
この情報を仕入れる理由は、自分なりのイシューや仮説を立てる前に他の仮説に惑わされないようにするためです。
加工された情報を取り入れてしまうと、その情報に左右され、自分なりのイシューや仮説に影響してしまいます。
良いイシューを設定するためには現場へ行き、一次情報を仕入れることが大切です。
お客さんの生の声を意識して、課題設定に取り組みましょう。
イシューの活用方法


おすすめの活用方法
イシューを理解したら、活用していきましょう。
課題を設定し、仮説をもとに作業していく上で最も大事なことは、イシューを常に頭に入れておくことです。
自分自身の行動を振り返ると、目の前の仕事を処理することに没頭していませんか?
目的のための調査や分析、人に伝えるためのプレゼンテーションなど、やることが山積みで、作業が目的となってしまう方は多いでしょう。
その際に集中しすぎてイシューを忘れてしまうことがあります。
どんな時でも「なぜこの作業をしているのか?」という意識が大切です。
イシューは方向性を示す、揺るがない軸です。
これを忘れてしまっては目的が揺らいでしまいます。
ひとつひとつの行動に意味があることを忘れないでください。
イシューを意識するコツとは?
答えを出す作業に集中しすぎないように、イシューを常に頭の片隅に入れておきましょう。
例えばあなたがイシューを設定して、答えを出すために作業に没頭するとします。
頭の片隅に目的を意識しても、忘れてしまうこともあるでしょう。
イシューを紙に書いて目に入る場所に貼る方法がおすすめです。
紙にイシューを書き、パソコンの隅に貼っておくのです。
意識しなくても目に入る場所にあれば、脳を疲労させることなく思い出せます。
また、3日に一度、イシューを見直すためのリストを作成するというのも良いでしょう。
イシューを頭から離れさせないように確認作業を習慣化することで、常に意識することができます。
初めから良いイシューを設定することは難しいので、完璧な目標設定を目指す必要はありません。
上手くいかなくても諦めずに継続していくことが大切です。
課題の設定と実践を繰り返して少しずつ上達していけば、あなたも会社に貢献できる人材になるでしょう。
「イシューからはじめよ」の重要ポイント
今回紹介した「イシューからはじめよ」の重要ポイントをまとめました。
もう一度復習してみましょう!
・本当に解決するべき問題か見極める
・良いイシューと悪いイシューを判断する
・生の声を聞く
・イシューを忘れない工夫をする
- ビジネス書ベストセラーまとめ
「イシューからはじめよ」をお得に購入する方法|50%OFFで購入できる


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まとめ‐具体例とわかりやすい解説‐
いかがでしたか?
この本には、「イシューを見極めることが生産性を高める」と書かれています。
与えられた問題を解くのではなく、何を問題とするか見極め、良いイシューと悪いイシューを区別して、設定していきましょう。
あらゆる仮説を立てることで、問題解決のスキルが向上していきます。
イシューを設定することで圧倒的に生産性の高い働き方へと変わっていきます。
真剣に仕事に向き合うことであなたの考え方や生き方にも影響するでしょう。
ぜひあなたも「イシューからはじめよ」を読んでみましょう!
今回は以上です。